古民家リノベーションの費用相場【2025年最新版】工事内容・費用内訳・補助金まで宮大工プロが解説

「実家の古民家を活かしてリノベーションしたい。でもいくらかかるの?」


「行田市・加須市近辺の古民家を購入してリノベーションを考えているが、費用の目安がわからない」


「築100年以上の古民家でも、本当にリノベーションできるの?」


こうしたご相談を、リノベ工房匠にはよくいただきます。古民家リノベーションは、工事の規模や建物の状態によって費用の幅が非常に大きく、「いくらかかるか分からない」という不安を持たれる方が多いのも事実です。


この記事では、**宮大工技術・35年の大工歴を持つ代表・中島が手がけてきた豊富な実績をもとに**、古民家リノベーションの費用相場・工事内容の内訳・費用を抑えるコツ・活用できる補助金を徹底解説します。


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## 古民家リノベーションの費用相場:まず全体像を把握しよう


古民家リノベーションの費用は、工事の規模と建物の状態によって大きく変わります。


古民家再生にかかる費用相場は300〜500万円とされています。ただし、これは部分的な改修の場合であり、フルリノベーションになると費用は大きく変わります。


| リノベーションの規模 | 費用の目安 | 主な工事内容 |

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| 部分リノベーション | 300〜500万円 | 内装・水回りの刷新・一部間取り変更 |

| 中規模リノベーション | 500〜1,000万円 | 水回り全面+断熱・耐震補強 |

| フルリノベーション | 1,000〜2,000万円 | 全面改修・耐震・断熱・設備一新 |

| 大規模フルリノベーション | 2,000万円〜 | 構造補強を含む大規模再生 |


古民家リフォームは、水まわりや内装の交換のほか、耐震・断熱などの性能面の向上や間取り変更、基礎の補強など、大規模な工事になるため、工事費用も高く、相場は1500万円程度が目安となります。


> **リノベ工房匠からの大切なお伝え**

> 古民家リノベーションは、見積りの金額が実際の工事で変わりやすい工種です。これは「工事を始めてみて初めて分かる劣化・損傷」が発生するためです。予算には必ず10〜15%の余裕を持たせることをおすすめします。


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古民家リノベーションの工事別費用内訳


① 解体・撤去工事


古民家のリノベーションでは、まず内部の解体から始まります。建物の状態を正確に把握するためにも、解体は丁寧に進める必要があります。


| 工事内容 | 費用目安 |

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| 内部解体(スケルトン解体) | 50〜150万円 |

| 床・壁・天井の撤去 | 30〜100万円 |

| 廃材処分費 | 20〜50万円 |


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② 耐震補強工事【最重要・最優先】


1981年以前に建てられた木造住宅は、現行の耐震基準をクリアしていないことがほとんどです。壁量が不足していたり、接合金物が使われていなかったりするため、地震時に倒壊するリスクがあります。耐震診断を行い、必要に応じて壁・基礎・屋根の補強を実施する必要があり、規模によっても異なりますが100万〜300万円ほどかかるケースが一般的です。


古民家のほとんどは昭和56年(1981年)以前の「旧耐震基準」で建てられているため、耐震補強は必須の工事です。


| 工事内容 | 費用目安 |

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| 耐震診断 | 10〜20万円 |

| 筋交い・耐震金物の設置 | 50〜150万円 |

| 基礎の補強工事 | 50〜200万円 |

| 耐震補強(全体) | 100〜300万円程度 |


**リノベ工房匠の強み:** 代表・中島の35年の大工歴・宮大工技術により、古民家の構造を深く理解した上で「必要十分な耐震補強」が可能です。大工の目で構造を見極めることで、コストの無駄を省きながら確実に耐震性を高めます。


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③ 断熱工事


古民家の多くは断熱材が入っておらず、冬は寒く・夏は暑い住環境になっています。省エネ性能と快適さを高めるために、断熱改修は耐震補強と並んでぜひ取り組みたい工事です。


| 工事内容 | 費用目安 |

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| 床断熱(床下に断熱材設置) | 50〜100万円 |

| 壁断熱(内壁に断熱材充填) | 80〜200万円 |

| 天井・屋根断熱 | 50〜150万円 |

| 窓・サッシの断熱改修 | 10〜200万円(枚数・サイズによる) |

| 断熱工事(全体) | 100〜300万円程度 |


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④ 屋根・外壁工事


築年数が経つほど、屋根や外壁の劣化が進みます。雨漏りや外壁の傷みを放置すると、内部の木材・構造体まで損傷が広がるため、早めの対処が重要です。


外回り(外壁・屋根)のリノベーション費用の目安は、屋根の葺き替えの場合は㎡あたり8,000〜18,000円程度。スレート屋根は㎡あたり5,000〜10,000円程度。ガルバリウム鋼板の場合は㎡あたり7,000〜15,000円程度です(いずれも税別)。


| 工事内容 | 費用目安 |

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| 屋根葺き替え(瓦→ガルバリウム鋼板) | 80〜200万円 |

| 屋根塗装・修繕 | 30〜80万円 |

| 外壁塗装 | 80〜150万円 |

| 外壁張り替え | 100〜250万円 |


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⑤ 水回り設備(キッチン・浴室・トイレ・洗面)


古民家の水回り設備は老朽化していることが多く、現代の使いやすい設備への全面リノベーションが喜ばれます。


| 工事内容 | 費用目安 |

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| キッチンの新設・交換 | 80〜200万円 |

| 浴室のリノベーション(ユニットバス導入) | 70〜180万円 |

| トイレの交換 | 15〜40万円 |

| 洗面台の交換 | 15〜40万円 |

| 水回り全体(4点セット) | 200〜500万円程度 |


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⑥ 内装・床・壁・天井


リビング・ダイニングのリノベーション費用の目安は、10畳程度の場合、400,000〜600,000円程度(税別)です。


古民家の梁や柱を活かした和モダンな仕上げから、完全に現代的なデザイナーズ住宅へのリノベーションまで、内装の自由度は高くなっています。


| 工事内容 | 費用目安 |

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| フローリング張り(1部屋) | 5〜15万円 |

| 壁の左官・漆喰仕上げ | 8〜20万円 |

| 天井の梁見せリノベーション | 20〜50万円 |

| 内装全体(全部屋) | 100〜300万円程度 |


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⑦ 間取り変更・大工工事


古民家は田の字型の間取りが多く、現代の生活に合わせた間取りへの変更を希望される方が多くいます。


| 工事内容 | 費用目安 |

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| 壁の撤去・新設(1〜2箇所) | 20〜80万円 |

| 和室→LDKへの間取り変更 | 100〜300万円 |

| 吹き抜け・高天井の造作 | 50〜150万円 |

| 土間の造作・活用 | 30〜100万円 |


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⑧ 基礎工事・シロアリ対策


築年数が古い建物では、基礎の傷みやシロアリ被害が見つかることがあります。


| 工事内容 | 費用目安 |

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| シロアリ駆除・防蟻処理 | 10〜30万円 |

| 基礎補修(ひび割れ補修など) | 20〜100万円 |

| 基礎の打ち直し(大規模) | 100〜300万円 |


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費用が高くなりやすい3つの原因


① 解体してみて初めて分かる損傷


工事を開始してから、床・壁の下地の劣化を発見し、追加工事が発生することも少なくありません。外見上は問題なく見えても、壁の中・床下でシロアリ被害・木部の腐食が進んでいるケースがあります。これが古民家リノベーションの費用が膨らみやすい最大の原因です。


② 伝統工法への対応が必要


古民家は現代の住宅とは異なる伝統工法で建てられています。通常の大工では対応できない工法・素材が使われていることも多く、希少価値のある材料が使われているので、材料費が通常よりかかりやすい傾向があります。


リノベ工房匠では、寺社仏閣工事の経験を持つ宮大工の技術で、伝統的な工法・素材にも対応できます。これにより、建材の無駄な撤去を避け、活かせる部分は最大限に活用した工事が可能です。


③ 設備の搬入・施工難易度


古民家は間口が狭かったり、現代の標準的な工法が使えなかったりするケースがあります。新しいユニットバスや設備の搬入に特殊な作業が必要になることもあり、施工費用が割増になる場合があります。


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リノベ工房匠が得意とする「古民家再生」3つのスタイル


スタイル①:梁・柱を活かした和モダン仕上げ


古民家の太い梁・柱・土壁を「見せる」仕上げとして活かし、照明・素材・色調で現代的な和モダン空間を実現します。


費用目安: 800〜1,500万円程度(規模・状態による)


特徴:

- 古材の美しさをデザインとして活用

- 建て替えでは絶対に手に入らない唯一無二の空間

- 梁の色・質感が時間とともに味わいを増す

- 費用を抑えながら高いデザイン性を実現できる


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スタイル②:外観は古民家のまま・内装はデザイナーズ住宅に


外観の瓦屋根・板壁・格子窓などの趣を残しながら、内側は完全に現代的なデザイナーズ住宅に再生するスタイルです。


費用目安: 1,200〜2,500万円程度(規模・仕様による)


特徴:

- 外からは古民家の景観を維持

- 内部は最新設備・高断熱・バリアフリー化

- 「ギャップのある魅力」が唯一無二の住まいをつくる


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スタイル③:宮大工技術による蔵・町家の再生


蔵や長屋・町家など、一般の工務店では対応が難しい建物の再生も、リノベ工房匠の宮大工技術で対応可能です。寺社仏閣の修繕で培った伝統工法の知識と技術が、築100〜200年の建物にも活かせます。


費用目安: 1,500〜3,000万円程度(規模・状態による)


特徴:

- 通常の工務店では難しい伝統工法への対応

- 文化財的価値のある建材・工法の修復

- 埼玉北部・行田市などの歴史ある町屋・農家屋敷に実績あり


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古民家リノベーションで活用できる補助金


古民家リノベーションには、複数の補助金を組み合わせて活用することで、費用を大幅に抑えられます。


| 補助金制度 | 最大補助額 | 主な対象工事 |

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| 子育てグリーン住宅支援事業(リフォーム) | 60万円 | 断熱改修・省エネ設備 |

| 先進的窓リノベ2025 | 200万円 | 窓の断熱改修 |

| 給湯省エネ事業 | 10〜16万円 | 高効率給湯器の導入 |

| 耐震改修補助金(埼玉県・各市) | 市区町村による | 耐震補強工事 |

| 長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 160万円 | 耐震・省エネ・バリアフリー等 |


補助金を組み合わせると、場合によっては**合計200〜400万円超**の補助を受けられるケースもあります。


埼玉県・加須市近隣の耐震改修補助金について


埼玉県内の各市区町村では、旧耐震基準(昭和56年以前)の住宅を対象とした耐震改修補助金が設けられています。古民家のほとんどがこの対象に該当するため、耐震補強工事を行う際は必ず地元自治体の補助金制度を確認しましょう。


リノベ工房匠では、加須市・久喜市・行田市・羽生市の補助金情報を把握した上で、最適な補助金活用プランをご提案しています。


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費用を抑えるための5つのコツ


① 活かせる建材・素材を最大限に再利用する


古民家は築年数が経っているものの、柱や梁などに国産の丈夫な木材が使われているケースが多く見られます。これらの既存の建材や素材をうまく再利用すれば、古民家の魅力を残しつつリノベーション費用を抑えられます。


古民家の梁・柱・建具・土壁を「撤去して新しくする」のではなく「磨いて活かす」ことで、費用を抑えながら古民家ならではの唯一無二の空間が生まれます。


② 優先順位をつけて段階的に進める


一度にすべてリノベーションするのではなく、段階的に変えていく方法もあります。まずは必要な部分だけをリノベーションし、将来年齢を重ねたり家族構成に変化があった際に残りの部分を改修することで、初期費用を抑えられます。


優先順位の目安:耐震補強 → 屋根・外壁 → 断熱 → 水回り → 内装 の順で検討しましょう。


③ 補助金を最大限に活用する


前述の通り、複数の補助金を組み合わせることで合計数百万円の補助が受けられます。リノベ工房匠では補助金申請の代行サポートも行っています。


④ 予算に余裕を持たせる


古民家リノベーションでは、解体後に予想外の損傷が見つかることがあります。見積り金額の10〜15%を「予備費」として確保しておくことをおすすめします。


⑤ 宮大工・古民家専門の職人に依頼する


古民家の工事に慣れていない工務店に依頼すると、「とりあえず撤去」が増えてコストが膨らみます。伝統工法に精通した職人が「活かせるものと交換すべきものの線引き」を正確に判断することで、不要なコストを削減できます。


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よくある質問


Q. 築100年以上の古民家でもリノベーションできますか?


A. はい、可能です。リノベ工房匠では、寺社仏閣の修繕経験を持つ宮大工の技術で、築100〜200年の建物にも対応しています。ただし、事前に構造・基礎の状態を確認する現地調査が必要です。基礎や骨格の状態が良ければ、フルリノベーションで現代の快適な住まいに再生できます。


Q. 費用の目安はどうやって出しますか?


A. 実際に建物を見ないと正確な費用は算出できません。リノベ工房匠では、現地調査の上で詳細なお見積もりを作成します。現地調査・お見積もりは無料です。


Q. 古民家リノベーションにかかる期間はどのくらいですか?


A. 工事の規模によって異なりますが、フルリノベーションの場合は3〜6ヶ月程度が目安です。耐震補強・断熱・水回り全面改修を伴う大規模工事では、半年以上かかるケースもあります。


Q. 行田市・加須市近辺の古民家でも対応できますか?


A. はい、もちろんです。リノベ工房匠は加須市を拠点に、行田市・久喜市・羽生市をはじめ埼玉県全域で対応しています。埼玉北部エリアの古民家・歴史的建物の再生実績が豊富です。


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まとめ:古民家リノベーションは「専門の職人」選びが成功の鍵


古民家リノベーションの費用は、工事の規模・建物の状態・選ぶ職人によって大きく変わります。


| 工事規模 | 費用目安 |

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| 部分リノベーション | 300〜500万円 |

| 中規模 | 500〜1,000万円 |

| フルリノベーション | 1,000〜2,000万円 |

| 大規模フルリノベーション | 2,000万円〜 |


費用を正確に把握し、失敗しない古民家リノベーションのために大切なのは、まず**古民家の扱いに慣れた専門家に現地を見てもらうこと**です。


「うちの古民家はどのくらいかかるの?」「どこまで工事が必要?」という段階からのご相談も大歓迎です。リノベ工房匠では現地調査・お見積もりを無料で承っています。


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お問い合わせ・無料相談


株式会社リノベ工房匠


- 所在地:埼玉県加須市鴻茎6-27

- 電話:0480-53-8891

- メール:info@renove-takumi.jp

- LINE:公式アカウントからお気軽にご相談ください

- 対応エリア:加須市・久喜市・行田市・羽生市をはじめ埼玉県全域・東京都


> 「古民家リノベーションに興味があるけど費用が心配」「宮大工の技術で古民家を再生してほしい」そのようなご相談をお待ちしています。まずはお気軽にご連絡ください。


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*この記事は株式会社リノベ工房匠が2025年4月時点の情報をもとに作成しました。費用はあくまで目安であり、建物の状態・仕様・時期によって大きく異なります。正確な費用は現地調査の上でお見積もりします。*